デイサービス(通所介護)の費用とは?【2020年版】

デイサービス(通所介護)の費用とは?【2020年版】 デイサービス
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デイサービス(通所介護)の費用とは?【2020年版】

デイサービスの費用を調べようと思ったとき、「わかりにくい」と思ったことはありませんか?

  • 「デイサービスを利用したら、費用はいくらかかるんだろう?」
  • 「デイサービス料金のことをよく知らない

この記事では、介護業界で10年以上勤務経験があるだいタカが「デイサービスの費用について」の基本知識をまとめ、わかりやすく丁寧に解説しています。

本記事を見ればデイサービスの費用がいくらかかるのかを知ることができます。

デイサービス費用について知りたい方は必見です。

1.デイサービスの費用を知る方法

デイサービスの費用を知る方法

デイサービスの費用を知る方法は、以下の通りです。

方法手軽さ
担当ケアマネに相談するかんたん
利用したいデイサービスに問い合わせるふつう
自分で計算するむずかしい

担当のケアマネジャーに相談する(かんたん)

担当ケアマネジャーがいるなら、まずは相談しましょう。

ケアマネジャーの営業時間に面談や電話、メールなどで「デイサービスの費用が知りたい」といった要件を伝えます。

ケアマネジャーが不在の場合(他の担当利用者のところへ訪問に行くなど)は、電話口の相手に伝言を伝えたり、留守番電話にメッセージを入れたりして、折り返しの連絡を待てばOKです。

利用したいデイサービスに問い合わせる(ふつう)

利用したいデイサービスがある場合は、以下の方法で費用を確認できます。

  • インターネットで事業所のホームページを開いて料金を見る
  • 営業時間に電話やファックス、メールなどで問い合わせる
  • 直接行って、担当者からの話を聞く
  • パンフレットを見る

デイサービスの費用を問い合わせる時は、生活相談員か管理者という役割の職員に聞きましょう。

自分で計算する(むずかしい)

自分で計算する場合、正確な費用を計算するには関連する情報や知識が必要となり大変です。

ちなみに、ケアマネジャーやデイサービスの管理者、生活相談員などは介護請求ソフトというツールを使い効率よく正確にデイサービス費用の計算をしています。

ただ、だいたいの費用がわかればいいのなら、自分で簡単に計算することができます。(次の「2.費用を計算する時の6つのポイント」参照。)

この3つの方法のうちどれか一つを実行すればデイサービスの費用がわかります。

2.費用を計算する時の6つのポイント

費用を計算する時の6つのポイント

自分でかんたんにいたいのデイサービス費用を計算したいときは、次の6つのポイントを確認しましょう。

①要介護度

要介護度とは、要介護認定を受けた結果で、その人が介護サービスをどれぐらい必要としているかが8段階で判別されます。

認定結果一覧表

要介護度判別の目安
非該当日常生活を自分でおこなえる。介護サービスは不要
要支援1日常生活をだいたい自分でおこなえる。要介護状態にならないよう
予防するための支援が少し必要
要支援2日常生活に支援が必要。しかし、要介護状態にならず改善する可能
性が高い。
要介護1立ち上がったり歩いたりすることが不安定。トイレやお風呂などの
場面で部分的に介助が必要
要介護2自分で立ち上がったり歩いたりすることが難しい。トイレやお風呂
などの場面で一部の介助や全ての介助が必要
要介護3自分で立ち上がったり歩いたりすることができない。日常生活で全
面的な介助が必要
要介護4すべての日常生活で全面的な介助が必要。日常生活をおくる力の低
下がみられる。
要介護5すべての日常生活で全面的な介助が必要意思の伝達が難しい

要介護認定を受けると、30日から60日までに結果通知書がという紙が届き、要介護度を確認することができます。

②介護保険負担割合

介護認定を受けた人は、後に交付される介護保険負担割合証を見てみましょう。 

介護サービスを利用すると、サービスを提供してくれた事業者に介護報酬というものを支払うことになります。ただ、介護サービスを利用している人は、介護報酬の全額を払うのではなく約1~3割を支払います。 

ちなみに介護報酬の残りの費用については、介護保険料が25%、国が25%、都道府県が12.5%、市区町村が12.5%をせれぞれ負担します。 

③デイサービスの種類規模

一般的に言うデイサービスとは、 通常規模の通所介護を意味しています。 

実は、デイサービスにはたくさんの種類があり、受け入れている利用者数などによっては施設の規模が変わってくる場合があります。 

特に利用したいと思う具体的なデイサービスが決まっていない場合は、 平均的な通常規模の通所介護を目安にしましょう。

利用したいデイサービスが決まっている場合は、そのデイサービスセンタの種類や規模を調べておきましょう。 

④加算減算 

デイサービスは、基本サービスの他に、追加サービスや値引きのようなものがあり、〇〇加算や〇〇減算という名前がついています。加算のサービスを受ければその分お金がかかり、減算の対象となれば費用が安くなるので、ここをよく理解するとデイサービスの費用の内訳に詳しくなれますよ。

たくさん種類がある加算や減算の中から、私がよく目にするものを紹介します。

  • 入浴加算
  • 個別機能向上加算
  • 口腔機能向上加算
  • 送迎減算
  • サービス提供体制強化加算
  • 介護職員処遇改善加算
  • 人員基準欠如減算

また、この加算や減算は個別加算、個別減算、体制加算、体制減算の4つに分類することができます。

個別加算入浴加算、個別機能向上加算、口腔機能向上加算、など
個別減算送迎減算、など
体制加算サービス提供体制強化加算、介護職員処遇改善加算、など
体制減算 人員基準欠如減算 、など

入浴加算はデイサービスで入浴介助を受けたことを表すので、入浴をしなければ対象にはなりません。しかし、サービス提供体制加算は、デイサービスを利用した人全員が対象になります。

このように、基本サービス以外のサービスを受けたか受けなかったかで対象となるのは個別加算や個別減算といい、そのデイサービスセンターを利用した全ての人が対象となるのは体制加算や体制減算といいます。 

⑤利用する時間と回数

デイサービスの費用は、利用時間と利用回数で費用が変わります。 

利用時間について、利用時間帯の区切りは、以下のとおりです。

  • 3時間以上4時間未満 
  • 4時間以上5時間未満
  • 5時間以上6時間未満
  • 6時間以上7時間未満
  • 7時間以上8時間未満
  • 8時間以上9時間未満 

それぞれ利用時間帯ごとに費用が変わり、利用時間が長くなるほど費用が高くなります。デイサービスによって受け入れできる利用時間帯はあらかじめ決められているので、短時間利用や長時間利用を検討する場合は事前に利用できる時間帯をチェックしておきましょう。

利用する回数については、何曜日に利用するかを決めると、1週間や1か月の利用回数が分かります。 

⑥介護保険外費用

介護保険は、1か月あたりに適応できる金額の上限が決まっていて、利用限度額といいます。介護サービスをあまり利用せず、限度額を超えなければ介護保険内費用として計算できますが、介護サービスをたくさん利用して限度額を超えると介護保険外の費用として追加費用がかかります

例として、1か月のデイサービス利用料が20万円と22万円の人がいて、2人とも1割負担で利用限度額が20万円の場合を見てみましょう。

まず結果ですが、この2人の費用の差は2倍になります。

「20万円利用した人は自己負担額=20,000円

「22万円利用した人は自己負担額=40,000円

計算の内容は、2人とも20万円までは1割負担なので自己負担は2万円ですが、もう1人はさらに利用限度額を2万円超えているので、その分が10割負担となり追加の自己負担が2万円かかってしまいました

利用限度額を超えてしまうと、費用がとても多くなってしまいます。限度額は要介護度によって変わるので確認しておきましょう。

また、デイサービスでお昼ご飯を用意してもらう場合も介護保険外サービスとなり費用の実費を支払います。

その他、例えばデイサービスでいけばな生け花の花代といったレクリエーションに参加するための費用も、介護保険内サービスではなく介護保険外サービスなのでその費用の全額を支払うことになります。この保険外サービスの料金については、デイサービスごとに独自の金額を設定しているのでリサーチが必要です。 

デイサービスの費用を計算するためには、他にもいくつかのポイントが要素があり全部を調べるのはとても大変です。ここで紹介した6つのポイントは、デイサービスの費用に占める割合がで大きいので、この6つのポイントを理解するだけでだいたいのデイサービスの費用が計算できるというわけです。

では、次からいよいよデイサービス費用のシミュレーションを一緒にしてみましょう。

3.デイサービス費用のシミュレーション

デイサービス費用のシミュレーション

先ほどのデイサービスの費用を計算する時の6つのポイントをもとに、Aさんの事例で費用のシミュレーションをしてみましょう。

事例1 Aさんの場合の費用シミュレーション

費用計算のポイント内容
①要介護度要介護2。
②介護保険負担割合1割負担。
③デイサービスの種類と規模種類は通所介護、規模は通常規模。
④加算と減算入浴加算、サービス提供体制強化加算Ⅰ、
介護職員処遇改善加算Ⅰ。
⑤利用する時間と回数利用時間は8時間、利用回数は週3回(月に13回)。
⑥介護保険外費用昼食代650円。

Aさんのデイサービス費用は、だいたい20,702円‬になります。

計算の手順は次のとおり。

  1. 介護保険内の費用=基本サービスの費用+加算サービスの費用
  2. 介護保険外の費用=昼食代×利用日数
  3. 介護保険内の費用+介護保険外の費用=デイサービスの費用

1.介護保険内の費用=基本サービスの費用+加算サービスの費用

まずは基本料金から計算します。

要介護2のAさんが通所介護の通常規模を8時間利用すると1日あたり7,750円

1か月の利用回数が13日として、7,750円×13日=1か月あたり100,750円

1割負担なので100,750円×10%=10,075円

基本サービスの費用は10,075円になりました。

次に加算サービスを計算します。

入浴加算は1回500円×13日=6,500円。

サービス提供体制強化加算Ⅰイは1回180円×13日=2,340円。

介護職員処遇改善加算Ⅰは(100,750円+6,500円+2,340円)×59/1000=12,931円。

この3つの加算の合計は(6,500円+2,340円+12,931円)×10%=2,177円。

加算サービスの費用は2,177円になりました。

2.介護保険外の費用=昼食代×利用日数

最期に介護保険外の費用を計算します。

昼食代650円×13日=8,450。

介護保険外の費用はそのまま8,450円です。

3.介護保険内の費用+介護保険外の費用=デイサービスの費用

介護保険内の費用は10,075円+2,177円=12,252円。

介護保険外の費用は8,450円。

Aさんのだいたいのデイサービス費用は12,252円+8,450円=20,702円になります。

こんな感じで大体のデイサービスの費用を計算することができます。

4.まとめ

ここまで解説をしてきましたが、デイサービスの費用を知りたいのであれば、 担当のケアマネに聞くのが効率がいい良い方法だと思います。 

デイサービスの費用計算は誰でもできますが、たくさんの情報を活用する必要あるので不慣れな人が一から調べて計算していくのはとても大変です。

ただ、デイサービスの費用についての予備知識があるにこしたことはありません。

この機会に、ぜひ一度自分でもデイサービスの費用を計算してみましょう。

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