【解説】スマート介護士とは?

スマート介護士とは 資格
スマート介護士とは
スポンサーリンク
いつも応援ありがとうございます!
いつも応援ありがとうございます!

スマート介護士のことを知りたいですか?

本記事では、介護業界10年以上のだいタカが、“スマート介護士”についての情報を分かりやすくまとめています。

スマート介護士に対する理解を深めたい方は必見です。

スマート介護士の正体

結論からいうと、スマート介護士は“介護現場でテクノロジーを活用する系”の民間資格です。(2019年3月に創設。)

この「スマート」という英単語は以下の意味を持ちます。

  • 頭がいい
  • 気が利く
  • かっこいい
  • おしゃれな
  • 痩せている

ですが、「スマート介護士」の“スマート”は、いわゆるハイテク(多機能性・高性能・最新技術)を活用することを意味しています。ちなみに、携帯電話の「スマートフォン」や車の「スマートキー」などが“スマート”を同じような意味で使っていますね。つまり、「スマート介護士=ハイテク特化の介護士」となります。

“介護×ハイテク”って?

介護業界での“ハイテク”は、ほとんどの場合で「介護ロボット」を意味しています。

介護ロボットとは、以下のとおり大きく6つに分類することができる電子機器です。

  1. 移乗介護
  2. 移動支援
  3. 排泄支援
  4. 見守り・コミュニケーション
  5. 入浴支援
  6. 介護業務支援

スマート介護士は、この介護ロボットを活用するための知識を持った人材であり、これからの高齢者介護において活躍が期待されている資格でもあります。

求められるニーズ

介護業界は人材不足。この深刻な問題を解決するために介護ロボットの開発と導入がすすめられていますが、実際は十分に活用できていません。それは、“介護ロボットを活用できる人材が少ない”からです。

介護現場の人材不足の対策として一番よく耳にするのは、「職員を新規採用する」ですよね。ですが、これからは少子高齢化によって労働人口が減っていくので、「今まで通りの職員数を確保する」より「今まで通りの介護業務をより少ない人数・労力で行えるようにする」方が、はるかに現実的な人員不足対策になります。

こうした背景から、介護の質の維持・向上と効率化の両立を図ろうということで介護ロボットに注目があつまり、そこで創設された資格がスマート介護士というわけです。

介護ロボットの普及は伸び悩んでいます。理由は、介護ロボットの「業務への運用」「操作」「運用や操作の指導」などを行える人材が、介護ロボットのメーカーや、一部のユーザーにしかいないからです。介護ロボットを活用できる人が増え、その普及促進が社会から求められています。

メリット

  • 少ない人員で高品質かつ効率的な介護サービスを提供できる。
  • 介護職員の質や生産性が高くなることで、施設の稼働率がUPする。
  • 個人のスキルとしてアピールできる。

介護サービスの質の向上・効率化

介職員の人員基準を満たしている介護現場でも、実際には人手が足りず常に厳しい状況です。特に、夜間帯はさらに職員の人数が少なくて大変です。それでも、利用者が安全に生活できるように、日々介護現場の職員は業務を行っています。その業務を介護ロボットを活用し補うことで、介護職員の負担を分散させれば、その分は利用者とのコミュニケーションやより専門性の高いケアにまわすことができるわけです。また、介護事故を未然に防げる可能性も高まります。

介護施設の経営の安定化

介護ロボットを有効に活用する時、まずは、普段の業務を分析します。現状把握とアセスメントですね。そして、業務全体の弱点である「無理」「無駄」「ムラ」をはっきりさせ、改善していきます。そうすることで、介護施設全体のパフォーマンスが向上し、施設の稼働率が良くなり、経営が安定します。

他の介護職員との差別化

スマート介護士の資格を持つということは、他の介護職員との差別化に有利になります。民間資格ではありますが、将来的にそのニーズはさらに高まり、時代の変化に柔軟に対応が出来るスキルがあるのは大きなメリットです。

デメリット

ある程度の在籍人数が必要

マンパワーが大きい方が、組織を動かしやすくなります。少数で改革を進めるのは、やっぱり大変ですよね。スマート介護士は、職場に一人いればいいという資格ではなく、チームを作れる位の複数人が資格をもっていて初めて効果が発揮されるます。

民間資格

公的な資格ではないので、スマート介護士の資格があっても、勤務先の介護施設によっては資格を活用できなかったり、資格手当がなかったりする場合が考えられます。

スマート介護士の受験をおすすめしたい人

スマート介護士は、介護職員経験の浅い人から熟練者まで幅広く活用できますが、リーダーや主任・現場統括、経営者などには特におすすめです。その他、福祉用具の開発/販売に携わる方や介護ロボット・ICT機器の開発や販売に携わる方、以下の考えを持っている方も是非この機会に資格取得を検討してみましょう。

  • これからの介護業務のあり方を模索している
  • 最新の介護テクノロジーに興味がある・活用したい
  • 今後の時代の変化に柔軟に対応して介護業界を担っていきたい

スマート介護士の資格取得方法

スマート介護士の資格は主に2種類あります。

スマート介護士Basic

スマート介護士Expert

(その他、Beginner・Professional)

受講資格に特別な制限はありません。

試験では、公式テキストFor Basic&Expert、および運営会社の提供するスマート介護士オンライン講座から出題されます。合格率はおおむね正答率70%以上、で受験料はBasicが6,600円、Expertは8,800円です。

また、BasicとExpertの併願受験もでき、その際の受験料は13,860円です。

(※5名以上のグループ申し込みで割引価格が適用)

受験会場は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡に設けられています。

スマート介護士の勉強方法

スマート介護士になるための勉強は、書籍とオンライン講座です。内容は以下のとおり。

  • 第1章  介護ロボット概論
  • 第2章  介護基礎論
  • 第3章  介護オペレーション基礎論
  • 第4章  介護ロボットの評価論
  • 第5章  介護ロボットの導入と運用の実践
  • 第6章  介護業務支援システムの導入、模擬問題(Basic/Expert)

まとめ

これからの日本において、介護施設の安定経営では、質の高いケアと人材不足の解消が求められます。

利用者や介護職員がこれからも安心して生活していける環境を作ることがとても大切です。

これらの問題を解決する一歩として、スマート介護士がどのように活躍していくのか注目ですね。 

だいタカ公式Twitterアカウント

コメント

タイトルとURLをコピーしました