特養に入所する時に月々いくら費用がかかるか知りたいですか?
本記事では、介護業界10年以上のだいタカが、特養にかかる費用を4つのポイントにしぼって分かりやすく解説しています。
特養に入所した場合、費用がどれくらいかかるかを知りたい人は必見です。
費用の目安
まず知りたいのは、「特養に入所したら、月々の費用はいくらなのか」ですよね。
結論から言うと、人それぞれ費用は違います。その理由は、「特養は“利用する人によって”、また、“選んだ特養によって”月々の費用が違う施設」だから!
なので、ここで紹介するのは、あくまで“費用の目安”になります。これで「特養に入所した時の月額」相場を把握して見ましょう。
インターネットで検索した結果
Aサイト | Bサイト | Cサイト | |
特養月費用 | 8万7千円~12万8千円 | 8万8千円~12万9千円 | 9万9千円~14万1千円 |
要介護3 | 87,000円~124,000円 | 88,000円~125,000円 | 99,000円~136,000円 |
要介護4 | 89,000~126,000円 | 90,000円~127,000円 | 101,000円~138,000円 |
要介護5 | 91,000~128,000円 | 92,000円~129,000円 | 103,000円~141,000円 |
特養の入所費用で、一番安い人は8万7千円。一番高い人は14万1千円でした。また、AサイトとBサイトの金額の差は、1万2千円~1万3千円で、入所する特養が違うだけで年間14万4千円~15万6千円もの違いが出ていました。
この、“費用の違い”がどうして出てくるのかをサラッと理解しておくとお得そうですね。
“費用の違い”を知るポイント
入居金(一時金)なし
特養は「入居のための一時金」がかからないので、当然「施設ごとに費用が変わる」なんてことはありません。
「入居時に一時金がある有料老人ホーム」などと比べると、特養は一時的にまとまった出費が出ないというメリットがあります。
費用の内訳
特養にかかる費用の内訳は以下の4項目です。
- 介護サービスの費用(介護保険)
- 居住費(介護保険外)
- 食費(介護保険外)
- 日常生活費(介護保険外)
これらすべての費用は、“利用する人”や“選んだ特養”によって、金額がかわります。
1.介護サービスの費用
介護保険制度を利用した分の料金。
2.居住費
賃貸料や維持管理費など。
居室には4タイプあって、それぞれ利用料が変わります。
- 多床室
- 従来型個室
- ユニット型個室
- ユニット型個室的多床室
3.食費
施設で食べる食事代。
4.その他、日々の必需品など生活にかかるお金。
軽減制度
特養にかかる毎月の費用は、毎月約8万円~14万円で、年間で約96万円~約168万円かかります。この負担を軽くできるせいどがあるので、名前だけを紹介しておきます。利用できる人は必ず利用したいですよね。
- 負担額軽減制度
- 社会福祉法人などによる利用者負担軽減制度
- 高額介護サービス費制度
- 高額医療・高額介護合算療養費制度
まとめ
特養は、入居金がなくて毎月の料金が8万円~入所できるしせつです。
他の介護サービスと比べても費用が低く、さらに負担する料金を軽減できる制度もあるので、待機者が数百人という話にも納得がいきますね。
複数の特養の料金を比べたり、特養以外の介護サービスにかかる費用を比較すれば、あなたの納得のいく介護サービスが必ずみつかります。
ぜひ、事前の下調べをして、より良い特養を選びましょう!
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